9つの戦術 組織づくり 経営について

戦術⑦:イノベーションを生む。

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生き残るために、より良い組織に生まれ変わる。

イノベーションを生むとは、組織自らが成長するための戦術と言えます。

イノベーションと聞くと何か新しいものを生み出さなければならないような印象を持つ方もいらっしゃいますが、決してそうではありません。

イノベーションとは、今よりも良いものを生み出すことです。変化する環境の中で生き残るためには、現状に満足せず、変化に対応しより良いものを生み出し続けていく必要があります。そのためには、今をしっかりと認識し評価する必要があります。そして、今を正しく評価するために行動の数字化を行う必要があるのです。

このような視点で考えると、日々の活動の中にイノベーションのタネが隠れているということがわかります。そして、このタネを組織のメンバーが自ら見つけ出す仕組み、トップダウンではなくボトムアップのイノベーションが生まれる仕組みを作ることが大切です。

イノベーションを産むために2つの仕組み

そのために当院では以下の2つの仕組みを用意しております。

1)イノベーションに関連する機能を持った部署を作る。

数字化する部門、マニュアルを作成する部門、イノベーションの起こす部門、と3つの部門を経営企画部という部署の中に設けております。この経営企画部という部署には、医師・看護師・事務・リハビリ・放射線科のそれぞれの部門のメンバーが掛け持ちで所属する体制をとっております。つまりどの部門にも、数字化・マニュアル化・イノベーションをそれぞれ担当するメンバーがいることになります。そしてイノベーションを担当するメンバーは、数字化された業務の運用状況の確認やマニュアルの不足点などの聞き込み調査を行い、業務の内容の改善、作業効率の向上、及び、提供するサービスの向上を目指して活動を行います。また、組織の中にこのような機能を持った部署を設立し、組織図にもしっかりと明記します。

2)評価・報酬と連動させる。

結局組織が望む行動をとって欲しいのであれば、評価・報酬制度にイノベーションに関連する機能を連動させる必要があります。先ほどの部署に所属しているメンバーには、働きに応じた手当を出すことで、その働きを評価します。また、賞与の中にイノベーションに関する項目を加えることでメンバー全員がイノベーションを意識するようになります。

この全員が意識する環境を持つことが、トップダウンではなくボトムアップの業務改善・向上計画を生む土壌になります。そして、ボトムアップでイノベーションを生み出す仕組みが回り出すと、自ら成長する組織が生まれるのです。

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