9つの戦術 組織づくり 経営について

戦術⑥:全てを数値化する。

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数値化して現状を正確に把握する

全てを数値化するとは、現状を客観的に把握するための戦術と言えます。

何かを調べる時や評価する際は、感覚に頼ることもある場面では大事ですが、それでは調査者の主観が大きく関与してしまいます。特に人事評価で主観を多く含む評価を行うと、現場は不満を持つことは免れません。よって、客観視するために可能な限り数字に落とし込むことが大切です。

数字化が難しい業務も、工夫次第で数値に落とし込むことができます。

例えば、通常行なっている業務もそれが正しく行われているかどうか評価するためには、例えばチェックリスト化などを用いて、10個のチェックリストが全て埋まっているか、要するに、10/10に達しているかどうか、と数字化することで客観的に評価する姿勢が大切です。

数値化はイノベーションのスタート

数値化することの最大の利点は、『今やっていることは正しいのか間違っているのかを客観的に評価できる』ということです。

日々の活動は全て数字化することができます。その心構えで全ての活動を数値化することがイノベーションのスタートです。

イノベーションとは、今よりも良いものを生み出すことに他なりません。そのためには、現状を感覚に頼るだけでなく、客観的に評価することが必要です。そして、その数値化したデータを組織のメンバー全員で共有することで、組織のメンバー全員が組織の現状を正確に理解することができます。

数値化は危機的状況にこそ生きる

RPGゲームで有名なドラゴンクエストをご存知でしょうか?ご存知の方は、登場人物の体力がHPという名前で数値化されていることを思い出してください。(ご存知ない方は申し訳ありません。)

HPが十分にあるときは、積極的に敵を攻撃できます。また、HPが減ってきた場合は、体力の回復を考えなければなりません。このように体力がHPとして数字化されているおかげで、攻撃に専念すべきか体力の回復を行うべきなのか、取るべき戦術を選択することができます。この数値化がなければ、現状を正確に把握することができずに感覚に頼った戦術しか立てられず、実際は体力がないにも関わらず無謀な攻撃を仕掛けてしまうかもしれません。

そして人間は、対象の明らかになっていないものに恐れを感じた場合、不安という感情を抱きます。不安は、正確な思考を妨げます。

しかし、対象の明らかになっているものに恐れを感じた場合は、恐怖という感情を抱きます。恐怖は不安とは異なり、対象を認識しているので、正確な行動を取ることができます。

たとえピンチな状況でも、そのピンチな状況を正しく認識できていれば、恐怖を感じるかもしれませんが、不安で動けなくなることはありません。

数値化し現状を客観的に評価する姿勢は、イノベーションには欠かせない姿勢であると同時に、危機的状況でも正しい行動を取るために必要な姿勢でもあります。

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