組織づくり 経営について 行動指針

楽しい職場を作るための4つの行動

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どうせやるなら、楽しくやろう!

アメリカ、シアトルにある有名な魚市場「パイク・プレイス魚市場」をご存知ですか?

カニや魚が宙を舞い、気さくに声をかけこちらに興味を示してくれる店員達、観光客も多く訪れる、世界的に有名な魚市場です。

しかし、この魚市場は初めからこのように人の集まる場所ではなく、むしろ寂れた場所であったそうです。

そのような魚市場が、なぜ世界的に有名な魚市場になることができたのか?

やったことは、たった4つの考え方(精神)を職員全員が共有し実践することでした。

この過程が物語仕立てに書かれているのが書籍『FISH』です。

ご興味のある方は、ぜひ一度お読みください。

その後、成功が大きく評価され、多くの企業(マクドナルド、BMW、ノキア、など世界中の約4,000社に採用)され、日本の病院でも導入されております。

僕もこの考え方に共感し、当院の行動指針として採用いたしました。

1) 態度を選ぶ

『我々のほとんどの人は、人生の50%の時間を仕事に費やす』と言われております。

この50%の時間をどう過ごすか?どうせなら、ポジティブな気持ちで楽しく過ごすべきではないでしょうか。

では、どうやってポジティブに楽しく過ごすことができるのでしょうか?

それは、ポジティブに生きると『自らが決める』ことです。

多くの人々が、周囲の意見に流され、本当の自分の考えや気持ちを見失っていることが多いように思います。そのせいで、自分の感情までもそのからの影響によって変わると考えている人が非常に多いです。

しかし本来、自分の考え方や気持ちは自分で決めるものです。いやむしろ、自分でしか決めることができません。

自分ができることに力を注ぎ、それによって周囲を変える。まずは自分が変わることで、周囲を少しづつ周囲に影響を与え変えていく。

一人ひとりが『ポジティブに楽しく過ごす』と自らが決めている職場は、ポジティブなエネルギーで溢れる職場になります。

当院はこのポジティブなエネルギーが溢れる場所を目指します。

2) 遊ぶ

職場全体に遊びを取り入れる。

ここで注意することは、『ふざける』のではなく『遊ぶ』ということです。

『ふざける』には周囲に気を配ることなく、自分(達)さえ良ければいいという考え方が背景にあります。しかし『遊び』には、周囲をポジティブにする力があります。みんながポジティブな気持ちになれるように職場に遊びを取り入れる。この『遊び』が、また行きたくなる楽しい病院を作り出します。

また働く職員にとっても、遊びが職場に溢れていると、仕事が単純な報酬を得るための作業ではなくなり、その職場にいくこと自体が目的となります。

3) 相手を喜ばせる

遊び心の背景には、『相手を喜ばせたい』と思う気持ちがあります。

そして、この相手を喜ばせたいと思う気持ちは、ポジティブなエネルギーの源になります。

この相手を喜ばせたいと思う気持ちは、もともと医療の根本にあるものです。それを『当たり前』と考えず、『有り難い』ものとして大切にして行く必要があります。

4) 注意を向ける

周囲の人が自分を必要としている瞬間を見逃さないようにする。

この考えは、みんなで助け合おうとする雰囲気を生み出します。その雰囲気によって、お互いがお互いを支え合う環境や、みんなで協力して目的を達成しようとする力を生み出されます。また、患者さんに対しても常に注意を向けることによって、良質な医療を提供できます。

「あたりまえ」の反対は「ありがたい」

この4つの行動をすれば、職場がいい雰囲気なるのは当然であり、あたりまえのことだ、と感じませんでしたか?

この「当然」や「当たり前」という言葉の反対は「有り難い」です。つまり、当たり前と思っていることが、いざなくなってしまうと有り難いことであったと感じるようになるのです。

また、自分にとっての「当然・当たり前」は、他者にとっての「当然・当たり前」では決してありません。そのように思うこと自体が傲慢の現れだと思います。

「当然・当たり前」を見つめ直しそれを「有り難い」と考え、大切にする姿勢が大切です。4つの精神も形骸化しないように、当たり前とならないような仕組みが必要です。当院の人事評価は、能力・技術と人間性の2項目から成り立っており、人間性に関してはこの4つの項目で評価しております。逆にいうと、この4つの項目しかありません。

人事評価は、評価される側が理解しやすいものでなければ意味がありませんし、病院の望むものに合致していなければ、それも意味がありません。

当院はこの4つの精神を大切にするために、この4つの項目で評価を行います。こうすることによって、4つの行動の形骸化を防いでおります。

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