使命 組織づくり 達成目標

当院の達成目標(Goals)

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日々課題に取り組み達成目標を目指す。

使命に対して当事者意識を持つために、それを日々の課題にまで落とし込み、かつ人事評価に連動させることで、組織全体で使命を達成する土壌や文化が作られて行くというお話をいたしました。

そして、課題を掲げた以上、その課題に対するGoalが必要となります。当法人ではこれをGoals(達成目標)として提示しております。

課題①:『その医療は、本当に患者さんを健康にするか?』 → 達成目標①:『健康寿命と平均寿命の差を限りなくゼロに近づける。
課題②:『そのサービスは、本当に患者さんを笑顔にするか?』 → 達成目標②:『家に帰るまでそして、帰った後も満足できる体験を提供する。
課題③:『自分たちは笑顔で働けているか?』 → 達成目標③:『職員が思わず自慢したくなる職場を創る。

目標は可能なかぎり数値化できるものに設定する。

達成目標を設定する際に心がけたことは、『その達成目標に至るまでの過程が、数値として測ることができるかどうか』です。

課題に対する取り組みを行った最終的な結果が達成目標であり、そこに至るまでの過程を測定することができなければ、課題に対する取り組みが正しいものであるかどうか振り返ることができません。

例えば、『健康寿命と平均寿命の差を限りなくゼロに近づける。』に対して、健康寿命の遷延は、要介護認定を受けるかどうか、もしくは介護度が改善したかどうか、で判断することができるため、測定可能は数値目標としては、①当法人患者の新規要介護認定者の割合を測定し評価する、②当院患者の要介護度の改善率を測定し評価する、などが考えられます。

また、達成目標②の『家に帰るまでそして、帰った後も満足できる体験を提供する。』に対しては、患者さんへのアンケート調査により満足度を測定し評価することができます。同様に、達成目標③の『職員が思わず自慢したくなる職場を創る。』に対しても、同様の満足度調査を職員に対して行うことで評価することができます。

『見える化』することで行動が修正できる。

以上のような数値化だけでなく、取り組みに対する結果を鋭敏に示すものであれは積極的に測定し、『結果の見える化』を積極的に行って行きます。結果が見えることで、行動が修正されより効果的な行動をとることができる様になります。俗にいう『PDCAを回す』とまさにこのことを表す言葉です。

日々の課題に対して行動を行い、その結果が目指すべき目標からずれていないかを定期的に確認し、ずれがあれば修正する。これを繰り返すことで、当院が目指す理想像に近くことができると考えております。

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