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5C分析:Consumer

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消費者の理解こそマーケティングの真髄

5C分析のCompanyで自社を理解した後に、次に考えるべきはConsumer、つまり、市場の消費者についてです。この消費者の理解こそがマーケティングの真髄と言えます。消費者を理解できなければ、売れるそして売れ続ける商品・サービスを提供することができません。その上で、自社の強みや社会情勢を考慮し自社がリソースを注ぐ対象であるTargertを絞り、戦うべきフィールドを洗濯してく必要があります。

5CのConsumerでは、市場全体の消費者・見込み客の動向を捉えることを目的としています。そのために、市場全体から得られるデータを解析する必要があります。

Consumer: 量的及び質的なデータから自社・自院が戦うべきフィールドを選択する。

捉えるべきデータの種類には、以下の2つがあります。

1) 定量データ:数値化できるデータ

数字化し物事を客観的に見ることを目的としたデータのことです。例えば市場の人口統計や世帯数など数字化されているデータなどです。数字化することで、比較したり、分布を調べたり、傾向を調べたり、など広く全体像を捉えることができます。

2) 定性データ:数字化しにくいデータ

顧客の行動心理や本人も気づいていない願い(インサイト)を反映するデータのことです。例えば、記述式のアンケートの回答がこれに当たります。

定性データは分析しにくい分、自社にとってとても重要な情報が含まれている可能性があります。ですので、定性データはそのままの形で、足を使って探るなど丁寧かつ根気強く集める必要があります。

また、定性データは特定の切り口を加えることで数値化することも可能です。例えば、好きなケーキについて記述式のアンケートを取った時、記述の中に果物のケーキについて記載した人は何人いた、などです。しかし、定量データに変換する際に、自社にとって本当に有益な情報が見えなくなってしまう恐れがあるので注意が必要です。

 

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