戦略的思考 組織づくり 経営について

戦略的思考を身につける!

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目的を達成するためには戦略的思考が必要。

何か達成したい目的がある場合、皆さんはどのような行動をとりますか?

「とりあえず行動する!」、「立ち止まって考える!」など、人によって行動は様々あると思いますが、目的を達成するために特化した物事の考え方があることをご存知でしょうか?

それは、戦略的思考と呼ばれる考え方です。

マーケティングについて勉強している時、一冊の本に出会い、この戦略的思考を体系的に学ぶことを心がけました。

その本とは、元USJのCMO森岡毅さんの書かれた『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』です。

マーケティングや戦略的思考に興味をお持ちの方は、一読することをオススメします。

戦略的思考とは?

戦略的思考とは、文字どおり「戦争における計略を考える方法」を意味する言葉です。

残念ながら、人類史は戦争の歴史とも考えることができます。この戦争の歴史の中で戦略的思考は発展を遂げてきました。

ビジネスも医療法人の運営も、突き詰めれば人の取り合いであり、マーケットシェアの取り合いです。
そして、取り合いとは、戦争に他なりません。
我々の祖先は戦乱の世を生き抜くために、それこそ命をかけて、生き残るための知恵を巡らせてきました。そして、その知恵を戦略的思考として体系化したのです。

戦乱の世では、生き残るという目的を達成するために、強い組織を作る必要がありました。
つまり、戦略的思考とは、強い組織を作るための方法をまとめたものと考えることもできます。
戦略的思考を用いて高度にシステム化された組織は、非常に強力であり争いに負けることはありません。

目的達成のために、資源を分配し、投下する場所を選択する。

戦略的思考の教科書的存在として、クラウゼウィッツの『戦争論』は非常に有名です。この中で、クラウゼウィッツは『戦略』について以下のように表現しています。

『戦略とは、「目的」を達成するために手持ちの「資源」をどのように「配分」するか「選択」すること。』

以前、組織について述べたとき、「組織とは『目的』を持った集団である」というお話をいたしました。つまり組織とは、その目的を達成するために戦略的に物事を考えなければならない存在なのです。

そして、組織は「資源」を有しています。資源には、「カネ、ヒト、モノ、情報、時間、知的財産」の6つが挙げられます。

そして問題は、「組織が目的を達成するためには、常に何かしらの資源が不足している」ということです。

では、この不足を補うためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、手持ちの資源をどこへどのように使うか「選択し分配」することです。

つまり、戦略とは目的を達成する確率を上げるために、手持ちの資源をどのように使うか「選択」し、その選択に基づいて資源を「配分」することです。

そしてさらに重要なことは、戦略的思考は「選択することによって、何か捨てること」も意味しております。何かを選択するということは、何かを捨てることにほかなりません。

この「やらないことを決める」は、思考をシンプルにするためにとても大切なことです。何かを決める際には、このやらないことを明確にすると、逆にやるべきことが明らかになるからです。

 

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